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Vol. 13 】巻爪・陥入爪 形成外科医 藤巻 史子 |
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(軽快〜増悪を繰り返すことが多い) |
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治療方法
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備 考 |
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軽症
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荷重時や靴下・靴を履くことによる痛みの出現 |
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中等症
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歩行時の痛みの増強・陥入部の発赤〜腫脹 |
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重傷
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安静時にも消失しない痛み・靴が履けない・痛くて爪が切れない等、陥入部に傷が生じる〜肉芽増勢→化膿 |
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非観血的治療法:(一般に軽症〜中等症に適応)
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治療方法
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備 考 |
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| A.ゴムサック法 |
陥入部の爪にゴムのサックを装着して陥入刺激を緩和。(無麻酔で治療可能。痛みや腫れはほとんどなし。) |
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| B.ワイヤー法 |
爪の先端に2つの小孔を開け、ワイヤーを通して陥入部を爪の下から持ち上げる。2〜4週間で爪が伸びる度に、穴を開け直し、数回治療を繰り返す必要があることが多い。
(無麻酔で治療可能。痛みや腫れはほとんどなし。爪が短いと施行できないことがある。) |
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| C.フェノール法 |
陥入部の爪を取り除いた後、爪母を化学薬品で破壊し、爪が生えて来ないようにする。(局所麻酔(注射)が必要。
痛みは自制内のことがほとんどだが、処置後数日間の自己消毒が必要となることが一般的。) |
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非観血的治療法:(一般に軽症〜中等症に適応)
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治療方法
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備 考 |
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| D.手術療法 |
局所麻酔(注射)下に、陥入部の爪及び爪母を切除摘出し、爪が生えて来ないようにする。場合により、抜糸が必要となり、爪の付け根に傷跡が残る。術後数日間は多少の出血と痛みや腫れがあるので、腫れや出血予防のために患肢を挙上し、歩行などに制限が生じることが多い。
(抜糸までの2週間くらい)数日間の自己消毒が必要。 |
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治療方法
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備 考 |
| 非観血的治療 |
外来受診時に5〜15分程度で治療可能。 |
| 観血的治療 |
麻酔を含めても20〜30分もあれば治療可能。一般的に手術のための血液検査や手術予約が必要。 |
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治療方法
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備 考 |
A.ゴムサック
B.ワイヤー法 |
→体に傷は付くことはなし。 |
| C.フェノール法 |
傷跡は残らないが、取り除く爪の幅によっては、爪を取った部位の爪床が露出して見えることあり。 |
| D.手術療法 |
爪の付け根の脇(両側の場合は両脇)に小さな傷跡が残る場合、がある。また、取り除く爪の幅によっては、爪を取った部位の爪床が露出して見えることがある。 |
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ゴムサック・ワイヤー法では、あまりきつい靴を履かないこと以外、日常生活に特に規制はかからず。フェノール法・手術療法では、数日間自己消毒が必要となり、この間は普通の靴は履けません!特に手術後は数日間、入浴や安静、荷重に規制が加わります。
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感染が生じている場合には、ある程度感染が落ち着いてから、正規の治療に取りかかることになりますので、
まずは、傷口の洗浄や陥入部の爪の部分除去、点滴・軟膏・内服にて抗生剤や炎症止めを利用した治療が先行されることになります。
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陥入爪・巻爪と混同されがちな状態に『湾曲爪』があります。
軽症の場合は陥入爪と症状が似ていますが、指先側から見ると、陥入爪では、両側もしくは左右一方の爪の端が食い込んだ状態なのに対し、湾曲爪では、かまぼこ状に爪とその下の爪床が丸く変形を生じており、重症化すると、爪が『のの字』を書いたように変形し、爪の間に巻き込まれた皮膚成分が血行不良となり、激痛が生じるようになります。湾曲爪は爪と爪床ばかりか、指の骨にも変形が生じているのが特徴で、その治療には、局所麻酔下に抜爪施行後、爪床ごと骨から剥がして挙上し、骨を平に削って整えた上で、爪床を平に敷き直す手術が必要です。術後数日間は腫れ・出血・痛みがありますので、生活規制・安静加療と消毒が必要となります。
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陥入爪は、ネイルケアである程度予防が可能です。
特に足の爪は細かい作業を行う部位ではないので、ラウンドに切らず、 しっかり角を作ったスクエアーに整え、深爪にならないように、爪の先端から指の頭が見えるか見えないか程度の長さに止めましょう。爪に詰まった汚れの除去(爪と爪床の間は剥がすと痛みの原因になるので、注意!)も必要に応じて行い、清潔に保ちましょう。皮膚がふやけたままの状態も症状の悪化に繋がりますので、ムレにも注意!また、歩容が悪いと繰り返す場合があるので、歩き方・靴(特に先端部の幅とヒールの高さ)の選び方にも注意が必要です。
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